Polygon Labsは14日、ネットワークのネイティブトークンであるポリゴン(POL)を対象としたネイティブのリキッドステーキングトークン sPOL を発表した。ユーザーはPOLをステーキングすることで、ネットワークのセキュリティ維持に参加しながら、受領トークンであるsPOLを受け取り、DeFiなどオンチェーン上で活用できるようになる。既存のステーカーは保有するステークをsPOLへ移行でき、新たなPOLステーキングでは自動的にsPOLが付与される。
Polygon Labsによると、現在、約3億3000万ドル(約510億円)相当のPOLがステーキングされている一方で、流動化されているのはそのうち約4〜5%にとどまる。sPOLは、こうしたステーク済み資産を流動化し、資本効率を高めることを狙う仕組みだ。
導入の背景には、Polygonがステーブルコイン決済の基盤として存在感を高めていることがある。Polygonは3月、米ドル建てステーブルコイン取引で1億7800万件超を処理し、世界市場の22.1%を占めたとしている。さらに直近7日間では、米ドル建てステーブルコイン送金が1億6800万件に達し、世界全体の35%を占めたという。
これまでステーキングされたPOLは報酬を生む一方で、DeFiでの運用には使いにくく、資本が遊休化しやすかった。Polygon Labsは、こうした状態がネットワーク上の資本効率を下げていたと説明している。
sPOLはローンチ時点でUniswap V4のプールが稼働しており、Polygon Labsは流動性の確保に向けて、合計1億sPOL規模の流動性支援を行う方針だ。あわせて、sPOLプログラムに参加するバリデーターは、優先手数料の一部をデリゲーターに還元する。
Polygon Labsは今後、sPOLをPolygon上のリキッドステーキング基盤として広げていく考えだ。
|文:平木昌宏
|画像:Shutterstock
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