Fox Corporation(フォックス・コーポレーション)と予測市場大手Kalshi(カルシ)は、カルシの予測データをFOX News Channel(フォックス・ニュース・チャンネル)、FOX Business Network(フォックス・ビジネス・ネットワーク)、FOX Weather(フォックス・ウェザー)、そして配信プラットフォームFOX One(フォックス・ワン)に統合する取り組みを発表した。
今回の提携により、フォックスは政治、経済、天候、文化に関する主要トピックについて、カルシのリアルタイム予測データを番組やデジタルコンテンツに組み込んでいく。
世論調査や専門家見解を補完する新たな指標
両社は、予測市場データを「群衆の知恵」を活用した情報として位置付けている。カルシによれば、予測市場は政治、経済、文化などの出来事に関する確率的な見通しを示すものであり、世論調査や専門家の分析を補完する役割を果たす。
プレスリリースでは、米連邦準備制度理事会(FRB)がカルシデータを「研究者や政策立案者にとって価値がある」と評価していることや、政治家たちが集会で自らの「カルシオッズ(確率)」に言及する場面が増えていることにも触れている。予測市場データが、単なる取引用ツールではなく、現実の出来事を理解するための新たな参照点になりつつあるというのが両社の見立てだ。
カルシは、毎月数百万人規模の利用者がサイトを訪れているとし、そのうち約70%は市場予測を確認するために利用しており、実際に取引を行うのは約30%にとどまるとしている。この数字は、予測市場が投機的な取引の場であるだけでなく、出来事の見通しを把握する情報インフラとしても機能していることを示す材料として提示されている。
カルシの共同創業者兼CEOであるTarek Mansour(タレク・マンスール)氏は、「より多くの人が予測を見るためにカルシを利用していること自体が、当社データがニュースや世論調査を効果的に補完していることを示している」と述べた。そのうえで、誤情報が拡大しやすい環境の中で、カルシは人々が世界で何が起きているのかをよりよく理解するための、正確で偏りの少ないデータを提供すると強調した。
|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Shutterstock
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