ポイント
・終戦機運が高まる中、6.8万ドル近辺で底堅く推移
・リスクオン期待の割に上値が重く、7万ドル回復に至らず
・原油価格の下げ渋りとテクニカル抵抗が戻りを抑制
・ETHはBitmine大量購入と量子対応でBTCを上回る戻り
昨日のBTC市場
昨日のBTC市場は底堅い展開となった。

朝方6.6万ドル(約1,050万円)台から6.8万ドル台(約1,080万円)へ反発した。その後、一時6.6万ドルを割り込んだが、未明には6.8万ドル台半ばまで値を伸ばしている。
BTCは2月末のイラン攻撃開始時に6.3万ドルで切り返すと、7.6万ドルまで反発した。その後はイラン情勢への楽観論と悲観論が交錯する中、原油価格を見ながら一進一退の展開を続けていた。
昨日は、ホルムズ海峡の通行料を法制化する審議がイランで始まったこと、ドバイ港に停泊中のクウェート籍タンカーが炎上したことを受け、朝方に原油価格が106ドルまで上昇する中、BTCは6.6万ドル近辺まで値を落とした。
しかし、WSJが「ホルムズ海峡を再開しないまま戦争を終結させることも可能」とトランプ大統領が側近に伝えたと報じると、原油価格が反落し、BTCも6.8万ドル台へ反発。一目均衡表の雲の下限に上値を抑えられると、じりじりと6.6万ドル割れまで値を落とした。
その後、トランプ大統領がSNSに「イギリスなどジェット燃料が欲しい国は米国から買うか、自力でホルムズ海峡に取りに行け」と投稿したことが、戦争終結を示唆していると解釈され、リスクオンムードが高まる中でBTCは切り返した。
イランがAppleなど18社のハイテク企業の中東拠点に報復攻撃を行うと発表すると一時弱含んだが、同社株などが堅調に推移する中、BTCは底堅く推移。ペゼシュキアン大統領が「再攻撃防止などを条件に終戦の用意がある」との発言をイラン国営放送が報じると、BTCは6.8万ドル台半ばまで値を伸ばした。
今朝方はトランプ大統領が「2〜3週間で戦争が終結する」とコメントし、今晩21時(日本時間明日10時)に演説を行うと発表されたことで、終戦機運が高まる中、BTCは6.8万ドル近辺で底堅く推移している。
本日のBTC市場
本日のBTC市場は底堅い展開を予想する。
月曜日の「米国の目標の核心はイラン海軍とミサイル、核開発能力の破壊であり、ホルムズ海峡の航行再開は努力目標に過ぎない」としたLeavitt報道官の発言以降、終戦機運が一気に高まった。ホルムズ海峡封鎖の解除を条件としなければ、米国が攻撃をやめれば戦争は終わることになる。あとは、どうやって双方のメンツを立てるかだけだ。市場は当初半信半疑だったが、WSJの報道、トランプ大統領のSNS、イラン大統領のコメントと徐々にその可能性を織り込み始め、明朝の大統領演説で確信に至る可能性が出てきた。
BTCは底堅いが、そうしたリスクオンの割には戻りが鈍い印象だ。戦争の早期終了期待と原油価格の下落を受けて3月16日に7.6万ドルまで上昇した割に、いよいよ終結の可能性が高まっているにもかかわらず、7万ドルにも戻せていない。
主な要因は以下の3点。
1.原油価格が下がり切っていないこと。ホルムズ海峡をイランが実効支配したままの終戦となる可能性が高く、原油低下の不透明感が残っている。
2.テクニカル要因。一目均衡表の雲の下限が強いレジスタンスとして機能しており、下降フラッグ完成後も上値が抑えられている。
3.一部で量子コンピュータ関連の話題が意識された。Googleの警告が報じられたが市場影響は限定的だった。一方、足元でBTCよりETHの戻りが強いのは、Bitmineの今年最大規模の購入があったことに加え、量子対応でやや先んじている点が影響している可能性もある。
まずは一目均衡表の雲の下限を抜け、6.9万ドル台に乗せられるかが焦点となる。
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※この記事は「楽天ウォレット」のデイリーレポートを転載したものです。
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