大手マーケットメーカーであり、ETP(上場取引型金融商品)市場の世界的リーダーであるFlow Traders(フロー・トレーダーズ)は3月19日、トークン化された資産を対象とする24時間365日対応の店頭取引(OTC)流動性サービスの開始を発表した。
同社はこれまでETP市場で培った流動性提供のノウハウを背景に、トークン化資産という新たな分野へ本格参入する。このサービスにより、機関投資家は従来の金融市場が閉鎖されている夜間や週末であっても、トークン化された株式、ゴールド(金)、マネーマーケットファンド(MMF)などの資産にアクセスでき、リスク管理が可能になる。
これまで、週末や市場の取引時間外に世界的な重大ニュースや経済イベントが発生した際、従来の市場インフラでは即座に対応できず「身動きが取れない」という不満が投資家の間で根強く存在していた。Flow Tradersの新サービスは、この課題に直接応えるものだ。
Flow Tradersのトーマス・スピッツ(Thomas Spitz)CEOは「当社は長年にわたり、従来型市場とデジタル市場の交差点で事業を展開してきた。当社のデジタル資産OTCプラットフォームを通じて、規制対象のトークン化された株式および商品について、許可を受けた取引相手向けに24時間365日のOTC流動性を提供できることをうれしく思う」と述べている。
トークン化資産の普及が進む中、24時間流動性の提供は市場インフラの重要な要素と位置付けられつつあり、伝統金融とデジタル資産の融合を加速させる動きとして注目される。
|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
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