ガーナ、暗号資産規制のサンドボックスを設置──11社が参加へ

ガーナ証券取引委員会(SEC)は、同国の「暗号資産(仮想通貨)サービスプロバイダー(Virtual Asset Service Providers:VASP)法」の下で暗号資産サービスを試験的に運用するための規制サンドボックスへの参加を、11社に認めたと発表した。

参加企業は、Africoin、Blu Penguin、Goldbod、HanyPay、Hyro Exchange、HSB Global、KoinKoin、Whitebits、Vaulta、XChain、Bsystemだ。

規制サンドボックスの期間は12カ月間。最初の6カ月が経過した時点で、製品およびサービスが市場投入可能であり、かつ全ての規制要件を満たした暗号資産サービスプロバイダーについては、正式なライセンスの取得に向けた手続きに進むことができる。それ以外の企業は、残りの6カ月間、製品の試験運用を継続する必要がある。

サンドボックス期間は、責任あるイノベーションを支援するとともに、投資家保護、市場の健全性、マネーロンダリング・テロ資金供与対策基準の遵守を強化することを目的としている。サンドボックスは、さまざまな種類の暗号資産事業向けのライセンスガイドラインの策定に役立つとSECは考えている。期間中に得られた知見は、暗号資産サービスに関する将来の政策およびライセンス制度の枠組みに反映される見込みだ。

サンドボックス期間終了後、SECは最終ガイドラインを公表し、全ての暗号資産サービスプロバイダーがライセンスを申請できるようにする予定だ。

近年、ガーナを含むサブサハラ・アフリカ地域では、暗号資産取引が増加している。ブロックチェーン分析企業Chainalysis(チェイナリシス)が2025年9月に発表したデータによると、同地域全体に送金された暗号資産の総額は、2024年7月から2025年6月の1年間で、前年比52%増の2050億ドル(約31兆7750億円、1ドル155円換算)超となった。

|文・編集:廣瀬優香
|画像:Shutterstock

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