ビットコイン7.9万ドル台回復 イラン「新提案」で8万ドルトライへ【楽天ウォレットDaily Report】

ポイント

・今朝方7.9万ドル台半ばまで上昇
・アラグチ外相がパキスタンを2度訪問、外交交渉が大詰めに
・今朝方AXIOSがイランの新提案と報じ、7.9万ドル台へ
・パウエル捜査終了でウォーシュ承認可能性、15ビット量子解読はBTCに影響なし

週末のBTC市場

週末のBTC市場は底堅い展開となった。

7.8万ドル(約1,245万円)を挟んでもみ合い推移を続けていたが、今朝方7.9万ドル(約1,260万円)台半ばまで上伸し、わずかに先週の戻り高値を更新した。

BTCは、米イラン和平再協議が難航する中、停戦期限の22日を前に米側が停戦を無期限延長したことを受け、木曜日未明に7.9万ドル台半ばまで値を伸ばした。

その後、8万ドルのレジスタンスゾーンに上値を抑えられると、ホルムズ海峡への追加機雷敷設懸念が浮上。原油価格が98ドル台に上昇する中、再び7.8万ドルを挟んでもみ合いとなった。

金曜日にはレバノンでの停戦延長やアラグチ外相のパキスタン訪問が報じられる中、7.8万ドル台半ばに強含む場面もあったが、15ビットの楕円曲線暗号が量子コンピュータで解読されたとの情報が広がると7.7万ドル台半ばまで値を下げるなど、7.8万ドルを挟んで一進一退の展開が続いた。

ところが、ウィトコフ・クシュナー両氏のパキスタン訪問が急遽中止されるとBTCは7.7万ドル近辺に弱含んだ。しかしアラグチ外相がオマーンからパキスタンに戻り、エジプト・トルコとも会談するなど外交努力が進む中、BTCは切り返した。

週明けのCME先物オープンに向け7.9万ドルに肉薄し、AXIOSが「イランがホルムズ海峡再開に向けた新提案を出した」と報じると、米株先物や日経平均が上昇するなか、BTCは7.9万ドル台半ばまで値を伸ばし、わずかながら先週の戻り高値を更新した。

本日のBTC市場

本日のBTC市場は、引き続き底堅い展開を予想する。

週末は期待された米イラン再協議が難航し、ホワイトハウスで銃撃騒ぎまで発生したものの、BTC市場は底堅く推移。今朝方、前回高値を更新した。

この1月の半値戻しと昨年11月の安値、上昇チャネルの上限が重なる7.9〜8万ドルは強めのレジスタンスゾーンであり、一度は跳ね返される可能性が高いが、2000ドル程度、数日間押しただけで更新したことは心強い材料と言える。

週末はアラグチ外相がイスラマバードを2度訪問した。1回目の提案は米国側の「レッドゾーン」に満たず、2度目の訪問で再度条件が提示された模様だ。今朝報じられた「新条件」がそれに該当するかは不明だが、交渉はいよいよ大詰めに差し掛かってきた。従来からこの交渉は典型的なスーク(市場)の駆け引きであり、大げさなアクションに惑わされるべきではないと申し上げてきたが、両者の建前はともかく、落としどころを探る動きが本格化してきた。市場はそれを先読みしてリスクオンで対応している格好だ。

イランはロシアや中国の関与を求めている動きもあり、米国も5月14・15日の訪中前の決着を望んでいると推察される。また、米国の逆封鎖が思った以上に効果を発揮しているとの評価もあり、メディアの論調とは対照的に市場では楽観論が広がっている。ただ、革命防衛隊の動向や、問題の核心である核問題でどのような落としどころがあるのか、予断を許さない状況だ。

パウエル議長に関する捜査が終了し、早ければ今週中にもウォーシュ新議長の承認が進む可能性が浮上した。これにより金利低下期待が高まり、5月11日の休会明けにClarity法案の委員会審議・採決の可能性も出てきている。

また、15ビットの楕円曲線暗号が量子コンピュータで解読されたことが話題となった。SNSでは「BTCはもう終わりだ」といった極端な悲観論も出回っている。しかし15ビット程度であれば従来の古典コンピュータでも瞬時に解読可能であり、BTCの256ビット暗号を破るには15ビットの約2²⁴¹倍、3.53 × 10⁷²倍の計算量が必要となる。これはまだ全く現実的なレベルにない。量子脅威論は、詳しい仕組みを知らない人ほど過度に強調されがちである。ある程度正確な知識を持って、正しく恐れることが重要だ。

詳しい解説は楽天ウォレットの公式Youtubeをご覧ください。
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※この記事は「楽天ウォレット」のデイリーレポートを転載したものです。
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