月足は一時先月の高値を更新する動きも

- 2026年1月のビットコイン相場は1370万円から取引が始まりましたが、現在もほぼ同値で推移する揉み合い相場となっています。一時は先月の高値を更新し1550万円まで上昇しましたが、高値を維持することはできませんでした。現在の月足は移動平均線(3EMA)を下回り、引き続き弱い値動きとなっています。一方、月足ではドージキャンドルが形成され、売り買いが拮抗していることを示すローソク足となっています。昨年後半に発生した下落トレンドの売りはいったん収まりつつあります。
週足も移動平均線の下位に位置し、厳しいチャートを形成

- 今月の週足は2週目まで連続陽線を記録する動きがみられました。買いが強く、トレンド反転の可能性を感じさせる展開でしたが、3週目に大きく下落しチャートが再び崩れました。現在の価格帯は足元の安値圏1300万円近辺にあり、弱気なチャートとなっています。1300万円を週足で明確に割り込むと、下落トレンド再開が示唆され、さらなる売りを誘発する危険性があります。現在の安値圏をサポートラインとして維持できるか今後の展開に注目です。
日足チャートは19日から移動平均線を下回る

- 日足チャートでは年初は買いが入り底堅い動きが見られました。年度が変わったことで一時的に新規の買いが出ました。一方、15日頃から買いが弱くなり陰線が頻出しました。年初の買いによりチャートは一時的に好転しましたが、1月後半には年初の価格帯まで戻ってきてしまいました。3週目には6日連続の陰線も記録し、昨年の下落トレンドを彷彿とさせるような弱い動きがありました。日足も他のチャートと同様に移動平均線(14EMA)を下回り、長短期で売りが優勢な形となり来月以降も下落方向への動きに警戒です。
オンチェーンでは再度売り需要の増加が確認される

- 上記の画像は取引所が保有するビットコインの数量になります。11月から下落傾向となり、12月に横ばいとなっていた同指標は1月中盤から上昇する動きが見られます。足元では売り需要の増加が見られ、現物を現金化するためにユーザーが取引所へビットコインを送金しているものと考えられます。相場がレンジ推移に変わった11月から上昇する動きがなかった指標ですが、足元の上昇は警戒が必要であることを示唆しています。

- 上記の画像は155日以上保有されているアドレスの増減を示すものです。昨年後半から同指標はマイナスで推移しており、長期投資家のアドレスからの定期的なビットコインの流出が見られます。同指標はビットコインのトレンドと強い相関関係があり、マイナスにある現在は売りが強い相場であることを示しています。マイナス幅は昨年12月にピークを迎えており、今後プラスに転じる動きがあるか注目です。
まとめ
- ビットコインは長短期全てのチャートが弱気な形となり、2月も下落方向への動きに警戒です。まずは日足チャートから強気に移行し始めるまではリスクを抑えたトレードが必要でしょう。オンチェーンでも弱気トレンドをサポートする形で売り需要の高さが示され、テクニカル指標同様にリスクオフが求められています。2026年に入り相場のトレンド反転を期待していた投資家も多くいたと思われますが、トレンドの反転が見られない現状のデータとなりました。