トランプ一族が関与するビットコイン(BTC)マイニング・トレジャリー企業American Bitcoin(アメリカン・ビットコイン)が、ビットコイン保有量で暗号資産(仮想通貨)企業Galaxy Digital(ギャラクシー・デジタル)を上回り、企業別ランキングで16位に浮上した。ビットコインの保有競争が激化する中、新興プレイヤーの台頭が鮮明になっている。
アメリカン・ビットコインの保有量は6899BTCに達し、6894BTCを保有するギャラクシー・デジタルをわずかに上回った。現在の価格水準では、その価値は約4億9000万ドル(約760億円、1ドル=155円換算)規模となる。
同社は約2週間前時点では6500BTCを保有していたとされ、短期間での積み増しが確認されている。
この成果について、共同創業者であり最高戦略責任者を務めるEric Trump(エリック・トランプ)氏はX上で、「アメリカン・ビットコインがギャラクシー・デジタルを上回り、世界で16番目に大きな公開ビットコイン保有企業となった」と発表した。
さらに「これほど速いペースで順位を上げている企業は他にない」と述べ、同社の急成長を強調している。
アメリカン・ビットコインの特徴は、単なる保有ではなくマイニングを軸にした戦略にある。多くの企業が人工知能(AI)インフラなどへ投資をシフトする中、同社はビットコインマイニングに注力している。
2026年3月には、カナダ・アルバータ州ドラムヘラーの拠点向けに1万1298台のASICマイニング機器を追加購入した。この設備投資により、同社のハッシュレートは約12%増加し、ネットワーク全体の計算能力の約0.3%を担う見込みとなっている。
同社は、大規模なマイニングを通じて市場価格より低コストでビットコインを取得する戦略を進めている。
アメリカン・ビットコインは2025年3月に、マイニング企業Hut 8(ハット・エイト)が中心となって設立された子会社であり、同社が約80%を保有している。残りの20%はエリック・トランプ氏やドナルド・トランプ・ジュニア氏などの投資家が保有している。
また、rump Media & Technology Group(トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ)も約9500BTCを保有しており、企業別ランキングでは13位に位置している。こうした動きは、トランプ関連企業が暗号資産(仮想通貨)市場で存在感を高めていることを示している。
|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:エリック・トランプ氏(Shutterstock)
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