米銀Capital One、フィンテック企業Brexを51億5000万ドルで買収へ

米銀Capital One Financial(キャピタル・ワン・ファイナンシャル)は1月22日、フィンテック企業Brex(ブレックス)を買収することで合意したと発表した。買収総額は、株式と現金を合わせて51億5000万ドル(約8137億円、1ドル158円換算)。

ブレックスは、AI(人工知能)ネイティブの最新ソフトウェアプラットフォームを展開。同プラットフォームでは、企業が法人カードの発行、経費管理の自動化、安全なリアルタイム決済を容易に行えるようにするためのインテリジェントな金融ソリューションを提供している。同社はまた、AIエージェントを活用することで、顧客が複雑なワークフローを自動化し、手動の確認作業を減らして支出を管理できるよう支援している。

キャピタル・ワンの創業者兼会長兼CEO、Richard D. Fairbank(リチャード・D・フェアバンク)氏は「当社は創業以来、技術革新の最前線に立つ決済会社を構築することを目指してきた。ブレックスの買収は、特に法人決済市場において、この取り組みを加速させるものだ」と述べた。

本取引は2026年半ばに完了する見通し。取引完了後も、ブレックスの創業者兼CEOであるPedro Franceschi(ペドロ・フランチェスキ)氏は、キャピタル・ワンの一員として引き続きブレックスを率いる予定。

ブレックスは2025年9月、ネイティブのステーブルコイン決済を開始する予定だと発表。これにより、同社はステーブルコインを用いた即時残高決済を可能にする世界初のグローバル法人カードプラットフォームになると述べていた。

|文・編集:廣瀬優香
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