オーストラリアの暗号資産(仮想通貨)取引所Independent Reserveが発表した調査報告「Australian Independent Reserve Cryptocurrency Index(IRCI)2026」によると、同国の暗号資産保有率は33%に達し、過去最高を記録した。2019年の17%からほぼ倍増しており、普及が加速している。
特に若年層での浸透が顕著で、25〜34歳の保有率は53%に達した。さらに女性の保有率も23%と、数年でほぼ倍増しており、市場の裾野が広がっている。オーストラリア・デジタル経済評議会のAmy-Rose Goodey(エイミー=ローズ・グーディ)CEOは、「住宅所有が経済的安定の象徴だった時代は終わり、特に若いオーストラリア人にとって、ビットコイン(BTC)のような暗号資産が代替手段となっている」と指摘する。
また、回答者の67%はビットコインを「お金」「価値保存」「投資資産」のいずれかと認識しており、認知の成熟も進んでいるようだ。一方で、暗号資産保有者の43%は決済に利用した経験がなく、主な理由として「投資目的に限定」、「利用する際の複雑さ」、「価格変動への懸念」などが挙げられている。
ただし、利用場面の進展も見られる。商品購入を目的とした利用意向は前年比で倍増し、オンラインショッピングやサービス決済など日常利用への広がりが確認されており、暗号資産が投機から実用段階へ移行しつつある現状を示している。
|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
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