米トレーダーの6割超、ステーブルコインで利回り運用——規制議論を先越す「現場の実態」が浮き彫りに:OKX調査

暗号資産(仮想通貨)取引所OKXは18日、米国のアクティブトレーダー1000人を対象とした意識調査レポートを公開した。米政府がステーブルコインの利回り運用に関する規制議論を続ける中、現場ではすでにオンチェーン運用が「メインストリーム」になっている実態が明らかになった。

レポートによると、回答者の65%以上がステーブルコインで利回りを得るためにオンチェーンツールを利用した経験があり、そのうち4分の1以上が定期的に運用している。銀行業界が議会へのロビー活動で懸念を示してきた「預金流出シナリオ」が、すでに現実味を帯びている可能性を示唆する結果だ。

主な運用戦略としては、ステーブルコイン・プールへの流動性提供(約40%)が最も多く、次いで中央集権型プラットフォームでのステーキング(約36%)、DeFi(分散型金融)プロトコルでの貸付(約20%)が続いた。

回答者の約3分の2は2023年以前から取引を開始している経験豊富な層だが、こうした層にとってもオンチェーン取引の心理的障壁は依然として高いことも示された。最大の懸念事項として29%が「セキュリティリスクと詐欺」を挙げ、25%が「取り消しのつかない操作ミス」を不安視している。

さらに、23%が「複数のアプリ管理の煩雑さ」を課題として挙げた。シードフレーズの管理や複雑なインターフェースが、経験者であってもオンチェーン利用の拡大を妨げているとレポートは指摘する。

戦略は自分で、実務は取引所に

トレーダーは強いコントロール志向を持つ一方で、実務の一部は外部に委ねたい意向も示した。回答者の38%が「すべての責任を自分で持ちたい」、51%が「自動化を取り入れつつ自分で管理したい」とした。

一方で、「最良価格のルーティング(24%)」や「詐欺検出(21%)」、「ブリッジ作業(12%)」といった領域では、専門サービスへの依存を望む声が目立った。

レポートは、規制の明確化が市場の加速装置になると指摘。中央集権型取引所(CEX)のインフラとオンチェーン実行を組み合わせたハイブリッドモデルに対しては、90%が好意的な反応を示したという。

OKXは、投資家が戦略的な意思決定権を保持しつつ、セキュリティや操作の負担をプラットフォームが肩代わりする「役割分担」が、次なる成長の鍵になるとしている。

|文:橋本祐樹
|トップ画像:Shutterstock

PR

ボーナスで始めるのにおすすめな国内暗号資産取引所3選

取引所名特徴

Coincheck
500円の少額投資から試せる!】
国内の暗号資産アプリダウンロード数.No1
銘柄数も最大級 、手数料も安い
無料で口座開設する

bitbank
【たくさんの銘柄で取引する人向け】
◆40種類以上の銘柄を用意
◆1万円以上の入金で現金1,000円獲得
無料で口座開設する

bitFlyer
初心者にもおすすめ】
◆国内最大級の取引量
◆トップレベルのセキュリティ意識を持つ
無料で口座開設する
Sponsored
「価値の流れは、必ず変わる」大手コンサルからWeb3へ──HashPort吉田世博氏が見据える次の金融インフラの姿とは
ブロックチェーンは「価値の流れ」をどう書き換えるのか。万博デジタルウォレットを手掛ける吉田氏が語る、2026年の金融インフラ。
提供:インベスコ・アセット・マネジメント株式会社