オンチェーン分析企業CryptoQuantのデータをもとにアナリストのIT Tech氏は、ビットコイン(BTC)の大規模な投げ売りが発生したと指摘している。7日移動平均ベースで、ビットコインの実現損失は約23億ドル(約3565億円、1ドル=155円換算)に達しており、これは過去の市場サイクルと比較しても「史上最大級の損失イベント」であり、2021年の暴落局面に匹敵する規模だという。
IT Tech氏は、8万ドルから11万ドルでBTCを購入した短期保有者(保有期間155日未満)が投げ売りしているとみている。弱気な投資家やレバレッジのかかった個人投資家が損失を確定させているのだ。「BTCは投げ売りの後、6万ドルから7万ドルに反発したが、これはゆっくりとしたさらなる損失の始まりである可能性がある」とIT Tech氏は述べている。反発は起こっているものの、長期的な分配局面における一時的なものであり、トレンド転換ではないリスクが依然として残っていると指摘している。
またCryptoQuantは2月12日にXへの投稿で、ビットコインの実現価格が約5万5000ドルに位置していると指摘した。この水準は「歴史的に弱気相場の底値と結びついてきた」とされ、今後の中長期的な価格形成における重要な支持帯となる可能性があるとしている。
|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
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