Ripple、機関投資家向けカストディを強化──セキュリティおよびステーキング機能を拡張

Ripple(リップル)は2月9日、機関投資家向けデジタル資産カストディソリューション「Ripple Custody(リップル・カストディ)」の機能拡張に向け、Securosys(セキュロシス)およびFigment(フィグメント)との戦略的提携を発表した。

セキュロシスは、高セキュリティのハードウェアセキュリティモジュール(HSM)の大手プロバイダーだ。

リップルはセキュロシスとの提携を通じて、セキュロシスが提供する「CyberVault HSM」および「CloudHSM」機能をリップル・カストディに統合。これにより、機関投資家は従来のコスト、複雑さ、調達の遅延といった問題を抱えることなく、HSMベースのカストディシステムを導入できる。CyberVault HSMおよびCloudHSMはオンプレミスとクラウドの両方に対応しており、機関投資家は高水準のセキュリティを維持しながら、それぞれのセキュリティ・運用条件に合わせて導入することが可能だ。

フィグメントは、資産運用会社、取引所、ウォレット、財団、カストディアンなど1000を超える機関投資家に対し、デジタル資産で報酬を獲得するための包括的なステーキングソリューションを提供している。

リップルはフィグメントとの提携を通じて、フィグメントが提供するステーキング機能をカストディワークフローに統合。銀行、カストディアン、規制された企業は、バリデータインフラを自社構築することなく、また運用管理を損なうことなく、イーサリアムやソラナなどのプルーフ・オブ・ステーク(PoS)ネットワークのステーキングを顧客に提供できるようになる。さらに、機関投資家はセキュリティ、ガバナンス、コンプライアンス基準を維持しながらサービスを拡張することも可能となる。

|文・編集:廣瀬優香
|画像:Shutterstock

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