Galaxy Digital(ギャラクシー・デジタル)のリサーチ責任者Alex Thorn(アレックス・ソーン)氏が顧客向けメモで示した最新の見通しによると、ビットコイン(BTC)価格はさらなる下落リスクを抱えている可能性がある。同社は近日の調査で、ビットコインが過去の強気相場で機能した50週単純移動平均線(SMA)を2025年11月に下回ったことを指摘し、このレベルを割った場合、価格がさらに低迷する傾向があると分析している。現在の200週SMAはおよそ5万8000ドル前後、実現価格は5万6000ドル付近に位置しており、これらが次の重要なサポート水準として意識される状況だ。
ソーン氏のメモでは、これまでの歴史的な弱気局面では、価格が50週SMAを下回ると最終的に200週SMAまで下落したケースが多いと説明している。また、ビットコインがこれらのレベルに向かって下落する可能性が高まっており、もし達した場合は過去同様に長期投資家にとって魅力的なエントリーポイントとなる可能性もあると指摘している。
また、ソーン氏は昨年末に「2026年の年末価格の予測が困難なほどに混沌としている」と述べたが、現在の投資環境は、さらに不透明感を強めていると述べた。BTCの弱含みはマクロ経済の不確実性や市場センチメントの影響も受けており、明確な買い材料が見つかりにくい状況だと分析している。
この見通しは、短期的な価格変動リスクと同時に、過去のサイクルで重要視されてきた200週SMAや実現価格が今後の底値を探る鍵となるとの見方を示しており、投資家の慎重なポジション取りが求められる局面となっている。
|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
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