Solana(ソラナ)ベースのミームコイン・ローンチパッドとして急成長を遂げたPump.funは、エコシステム内の長期的なプロジェクト支援を目的とした投資部門「Pump Fund」の設立と、総額300万ドル(約4億6500万円、1ドル=155円換算)規模の「Build in Public Hackathon」の開催を発表した。
このハッカソンの最大の特徴は、従来のようなベンチャーキャピタル(VC)や審査員主導型ではなく、「市場が審査員になる」点にある。参加チームはトークンを実際にローンチし、その市場での評価やコミュニティの支持を通じてプロジェクトの価値を示すことが求められる。Pump Fundはその市場シグナルを踏まえ、最終的な投資判断を行う仕組みだ。
応募条件として、チームがトークン供給量の少なくとも10%を保有すること、開発過程をXなどで公開する「Build in Public」を実践すること、不正行為やインサイダー取引、自己トークンの売却を行わないことが明示されている。
選出されるのは12プロジェクトで、それぞれに25万ドル(約3875万円)を評価額1000万ドル(約1億5500万円)で提供する。応募締め切りは2026年2月18日。この取り組みを通じ、Pump.funが短期的な投機にとどまらない、トークンを活用した新しいスタートアップ支援モデルを打ち出し、実用的なアプリケーションやスタートアップのインキュベーターへと進化を遂げるのか、注目される。
|文・編集:井上俊彦
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