Morgan Stanley、イーサリアム現物ETFを米SECに申請──BTC、SOLのETF申請に続いて

Morgan Stanley(モルガン・スタンレー)はイーサリアム(ETH)現物ETF(上場投資信託)「Morgan Stanley Ethereum Trust」の登録届出書「Form S-1」をアメリカ証券取引委員会(SEC)に1月6日付で提出した

申請書類によると、ETFはステーキング対応ETFとして設計され、信託受託者にCSC Delaware Trust Company(CSCデラウェアトラスト)が指名されている一方で、ティッカーシンボルや上場取引所、ステーキングプロバイダーの情報は現時点で明示されていない。申請書は信託契約文書として12月16日付で作成されており、デラウェア州法の下で同ETFの運用体制が定められていることが確認できる。

この申請は、ビットコイン(BTC)現物ETF「Morgan Stanley Bitcoin Trust」とソラナ(SOL)現物ETF「Morgan Stanley Solana Trust」の申請に続くもので、モルガン・スタンレーは暗号資産(仮想通貨)ETFのラインアップを一気に拡大しようとしている。ソラナETFにはステーキング機能が組み込まれているとの記載もある。これらの動きは、大手銀行が自ら現物ベースの暗号資産商品をSECに申請する初のケースとして市場で注目を集めている。

近年、アメリカではBlackRock(ブラックロック)やFidelity(フィデリティ)など大手資産運用会社によるビットコイン現物ETFを皮切りに暗号資産ETFが次々と上場され、Grayscale(グレイスケール)などもイーサリアムETFを展開している。機関投資家のニーズの高まりとSECの規制整備が進む中、伝統的金融機関による暗号資産への本格参入が鮮明になってきた。

|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock

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