実際の店舗を持たずインターネット上で営業するデジタルバンクのライセンスを交付する予定のシンガポールで、ライセンス申請が21件あったことが、シンガポール通貨金融庁(MAS)の発表で分かった。MASは中央銀行にあたる存在。
6月には公表、来年にも営業開始へ
21件の内訳は、包括的な金融サービスを提供できる「デジタルフルバンクライセンス」への申請が7件、法人向けのサービスの「ホールセールバンクライセンス」への申請が14件だった。
MASはライセンスを最大5社・グループに交付するという。予定通りに進めば2020年6月に交付企業が明らかにされ、2021年には営業開始できる見込みだ。
グラブ、アント・フィナンシャル、バイトダンスなどが申請か【報道】
申請した企業・グループ名は明らかになっていない。
各社の報道によれば、配車大手のグラブがシンガポール・テレコム(シングテル)と共同で申請したほか、大手ゲーム会社レーザーの子会社レーザー・フィンテック、アリババグループのアント・フィナンシャル、動画投稿アプリ「TikTok」で知られるバイトダンス、シャオミ・ファイナンスなどが申請したと見られる。
申請した企業・グループには、TWGティーを傘下に持つV3グループなどが率いるコンソーシアムもあると見られ、ここには三井住友海上火災保険(MSIG)も参画していると報じられている。
文:濱田 優
編集:小西雄志
写真:MAS Webサイトより
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