Ripple(リップル)は4月29日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際金融センター(DIFC)内に中東・アフリカ(MEA)地域の新たな本社オフィスを開設したと発表した。 この新拠点により、現在の地域チームを倍増させる体制が整い、規制に準拠したブロックチェーン決済・カストディソリューションへの需要拡大に対応する。
Rippleは2020年にドバイにMEA本部を設置して以降、中東が同社のグローバル顧客基盤の中で大きな割合を占めるまでに成長した。2025年3月にはDIFC管轄の金融サービス規制当局(DFSA)からブロックチェーン決済プロバイダーとして初の正式ライセンスを取得し、直近ではドル建てステーブルコイン「RLUSD」もDFSAの認定トークンとして承認された。こうした規制面での実績が、今回の拡大の基盤となっている。
Rippleの中東・アフリカ担当マネージングディレクター、Reece Merrick(リース・メリック)氏は「中東はRippleのグローバルな成長においてますます重要な推進力となっている。新本社は、この地域の上昇軌道に貢献するという我々のコミットメントの表れだ」と述べた。
DIFCのArif Amiri(アリフ・アミリ)CEOは「RippleのDIFC内での拡大は、世界をリードする暗号資産(仮想通貨)企業がドバイをブロックチェーン技術のグローバルハブとして信頼していることの強いシグナルだ」とコメントした。
新しいオフィスの開設は、Zand BankやAbsa Bankなど既存顧客へのサポート強化に加え、アフリカ市場を含む広域での展開など、Rippleのこの地域での事業の成長を反映している。
|文・編集:井上俊彦
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