暗号資産ウォレットTrust Walletは3月26日、AI(人工知能)エージェントが25を超えるブロックチェーン上で実際の暗号資産取引を実行することを可能にするインフラ「Trust Wallet Agent Kit(TWAK)」をローンチしたと発表した。
開発者は、CLI(コマンドラインインターフェース)やMCP(モデルコンテキストプロトコル)を通じてTWAKにアクセスでき、暗号資産取引を実行するAIエージェントを15分以内に構築できる。
TWAKには、「エージェントウォレットモード」と「ウォレットコネクトモード」の2つのモードが用意されている。
「エージェントウォレットモード」では、開発者が事前に設定したルールに基づいてAIエージェントが自律的に動作し、取引ごとの承認は不要だ。「ウォレットコネクトモード」では、AIエージェントが取引を提案し、その提案をユーザーが承認してから取引が実行される。明示的な承認なしに資産が動くことはない。開発者は、用途に応じてこれらのモードを選択できる。
Trust Walletは「秘密鍵はあなたのもの、暗号資産もあなたのもの」という原則に基づいて構築されてきた経緯があり、TWAKはこの原則をAIエージェント時代へと拡張するものだという。ウォレットコネクトモードでは、AIエージェントが調査、提案、実行を支援するが、秘密鍵を保持することは決してなく、最終的なコントロールは常にユーザーにあることが強調された。
TWAKは現時点で、Solana(ソラナ)やBitcoin(ビットコイン)を始めとする複数のネットワーク間でのクロスチェーンスワップ、積立投資、指値注文などに対応している。今後数週間以内に、オン/オフランプ機能、ポートフォリオのリバランス機能などが追加される予定だ。
TWAKのローンチは、他の暗号資産企業がAIを活用した自動化への取り組みを強化し、取引を自律的に実行するエージェントをユーザーが利用できるようにすることを目指している中で発表された。
|文・編集:廣瀬優香
|画像:Shutterstock
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