暗号資産(仮想通貨)運用会社Bitwise(ビットワイズ)の最高投資責任者(CIO)、Matt Hougan(マット・ホーガン)氏はブログを更新し、ステーブルコイン発行企業Circle(サークル)の企業価値について、保守的な前提に基づいても「2030年までに約750億ドル(約12兆円、1ドル=160円換算)規模に達する」と試算した。
この評価の根拠として同氏は、ステーブルコイン市場の拡大、USDコイン(USDC)の市場シェア、収益率(テイクレート)の3点に重きを置いている。
市場規模については、2030年に約1兆9000億ドル(約304兆円)へ拡大するというCiti(シティ)の予測を採用した。また、Circleは現在、USDCで約25%のシェアを持っており、市場が拡大するにつれて大手の参入も考えられるが、歴史的に見て、革新的な企業が初期の市場優位性を維持することも多いことから、市場シェアは現状を維持すると仮定した。そして、競争激化により収益率(テイクレート)が現在の半分(0.8%)に低下すると仮定しても、年間約27億ドルの純利益が見込める。
こうした前提のもと、売上約38億ドル(約6080億円)、純利益約27億ドル(約4320億円)が見込まれ、これにS&P500の平均的な株価収益率(PER)を乗じることで、750億ドルという数字が導き出せるという。
これは直近の評価額と比較して2倍以上の上昇余地を示唆するものだ。足元では規制懸念(CLARITY法案)により株価が一時20%下落したが、ホーガン氏はこれを過剰反応とし、長期的な成長ストーリーは揺らいでいないと強調している。
|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
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