Polygon Labs(ポリゴン・ラボ)とGSRが共同で立ち上げたDeFi特化型ブロックチェーンの「Katana(カタナ)」は23日、DEX(分散型取引所)の草分け的な存在とされる「IDEX(アイデックス)」を買収し、新たに無期限先物プラットフォーム「Katana Perps」をローンチしたと発表した。
今回の買収は、新たにCEOに就任したマシュー・フィッシャー(Matthew Fisher)氏が進める戦略的拡大の第一弾だという。取引システムを自社で一貫して保有する「垂直統合」を進めることで、収益力の向上と、よりスムーズな利用環境の提供を目指すとしている。
発表によると、オンチェーンでのデリバティブ(金融派生商品)取引は急速に拡大しており、今年1月にはDEXの無期限先物取引高が約7400億ドル(約120兆円)に達した。
Katanaは、IDEXが2017年の創業から培ってきた技術を継承。売り注文と買い注文を照合し、価格を決定して取引を完了させる「マッチングエンジン」の機能を引き継ぐことで、現物とデリバティブの取引をストレスなく行える環境を整える構えだ。
また、24時間365日常に動いている市場「Always-on markets」に対応した新しいモデル構築の重要性を指摘している。米・イスラエルによる中東情勢の悪化に伴う金融市場の混乱を例に、伝統的な金融市場が閉まっている夜間や休日でも、オンチェーン市場ではリアルタイムで価格が動き、取引が行われたと説明。Katana Perpsが、こうしたリアルタイムな価格発見の場としての役割を担うとしている。
CEOのフィッシャー氏は、現Meta(旧フェイスブック)が主導した暗号資産プロジェクトのDiem(ディエム、旧リブラ)やPolygon Labsでの経歴を持つ人物。ローンチしたKatana Perpsには、GSRやSelini Capital、Aurosといった大手マーケットメイカーが支援を表明しており、プロの投資家から一般ユーザーまで幅広く対応した設計となっているという。
|文:橋本祐樹
|画像:Katanaのウェブサイトより(キャプチャ)
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