ベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ:a16z)のパートナー、Noah Levine(ノア・レバイン)氏はXへの投稿で、過去30日間でAI(人工知能)エージェントが行った実質的な決済額は約160万ドル(約2億5600万円、1ドル=160円換算)だと述べ、実際の取引額は報告より小さい可能性があると指摘した。
Bloomberg(ブルームバーグ)の報道では、AIエージェント決済プロトコル「x402」を通じた支払いが過去30日間で約2400万ドル(約38億4000万円)に達したと伝えられているが、オンチェーン分析企業Allium Labsのデータでは約300万ドル(約4億8000万円)にとどまる。レバイン氏によると、そこからウォッシュトレードなどを除外すると、実質的な決済額は約160万ドル程度と推定されるという。
レバイン氏は「これは大きな金額ではないが、そこにあるインフラはそうではない(費用がかかっている)」と指摘している。Coinbase(コインベース)はAIエージェント向け決済規格「x402」を構築しており、最近ではPolygon(ポリゴン)ネットワークにも対応し、USDコイン(USDC)決済が可能になった。さらにStripe(ストライプ)、Cloudflare(クラウドフレア)、Vercel(バーセル)、Google(グーグル)などもエージェント決済プロトコルにx402を統合した。
レバイン氏は、これら企業は現在の月160万ドルという決済額に賭けているのではなく、「将来AIエージェントがデフォルトの購入主体となった時の市場規模」に賭けていると説明した。AIエージェントによる自律的な支払いはまだ小規模ながら、導入インフラは急速に拡大している。
|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
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