UniswapとSecuritizeが提携、BlackRockのBUIDLがオンチェーンで取引可能に

分散型取引所(DEX)のUniswap(ユニスワップ)とRWA(現実資産)トークン化のSecuritize(セキュリタイズ)が戦略的提携を発表し、大手資産運用会社BlackRock(ブラックロック)が提供するトークン化MMF「BUIDL(BlackRock USD Institutional Digital Liquidity Fund:米ドル機関投資家向けデジタル流動性ファンド)」がUniswapXテクノロジーを通じてUniswapで取引可能になる。

BUIDLは、米短期国債などを裏付け資産とするオンチェーン型ファンドで、今回の統合によりDeFi上で直接流動性にアクセスできるようになる。UniswapXは、オフチェーン注文とオンチェーン決済を組み合わせ、最適な価格で約定させる仕組みだ。これにより、BUIDLの保有者は従来の限定的な償還手段だけでなく、より柔軟な二次流通市場での売買が可能になる。

Uniswap(ユニスワップ)創設者兼CEOのヘイデン・アダムス(Hayden Adams)氏は「これはDeFiにとって大きな一歩だ。世界最大の資産運用会社が、オンチェーンの流動性を活用するためにUniswapXを選んだことは、分散型インフラの優位性を証明している」と強調した。Securitizeのカルロス・ドミンゴ(Carlos Domingo)CEOも「UniswapXとの統合により、投資家は比類のない流動性と効率性を手に入れる。RWAの採用を加速させるだろう」と述べた。さらに、BlackRockのデジタル資産担当グローバルヘッド、ロバート・ミッチニック(Robert Mitchnick)氏は「我々の顧客は効率的かつ透明性の高い方法での取引を求めている。この提携はオンチェーン・エコシステムの拡大に寄与するだろう」と期待を寄せた。

この発表を受けて、UniswapのガバナンストークンであるUNIは一時、25%急騰した。

|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock

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