JPYC社は3日、日本円ステーブルコイン「JPYC」の発行・償還プラットフォーム「JPYC EX」における累計発行額が10億円を突破したことを発表した。累計口座開設数は1万3000件を超えた。昨年10月27日のサービス開始から約3カ月での達成となった。
オンチェーンデータをまとめる「JPYC info」によると、チェーン別の総流通量は、Polygonが約2億2200万JPYC、Ethereumが約1億1700万JPYC、Avalancheが約8700万JPYCを記録しており、複数のブロックチェーンネットワーク上で利用が拡大していることがわかる。
エコシステムの拡大に伴い、JPYCの利用シーンも広がりを見せている。
1月にはLINEヤフー傘下のLINE NEXTとの協業検討合意が発表され、LINEアプリ上のウォレットを通じたデジタルコンテンツ決済への導入が目指されている。
また、三井住友カードとマイナウォレット社は、マイナンバーカードを認証兼決済媒体として用いる実証実験を行い、プロバスケットボール試合会場でのタッチ決済を実現させた。
さらにHashPortは企業向けステーブルコイン決済サービスの提供を開始し、事業者・ユーザー双方の手数料を無料化する仕組みを導入するなど、実社会における決済インフラとしての実装が多角的に進展している。
|文:栃山直樹
|画像:リリースから
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