Walmart(ウォルマート)とGoogle(グーグル)は、グーグルのGemini(ジェミニ)のインテリジェンスと、ウォルマートおよびウォルマート傘下の会員制スーパーSam’s Club(サムズクラブ)の比類のない品揃え、価値、利便性を組み合わせた新しい体験を提供する計画だ。ウォルマートが1月11日に発表した。
プレスリリースによると、この新しい体験は、ウォルマートによって構築され、グーグルが発表したAIエージェント型コマース向けのオープン標準「Universal Commerce Protocol(UCP:ユニバーサル・コマース・プロトコル)」を用いることでジェミニから直接アクセス可能。また、以下の重要なユーザーニーズに対応するとしている。
- 優れた商品を、優れた価格で: ジェミニは、ユーザーとの会話の中で必要に応じて、ウォルマートやサムズクラブの実店舗およびオンライン商品を自動的に表示。例えば、ユーザーが春のキャンプ用品についてアドバイスを求めると、小売業者の豊富な在庫から商品を提案する。
- パーソナライズと親しみやすさ:ユーザーがジェミニで商品を見つけると、ユーザーが使い慣れたウォルマートやサムズクラブの環境の中で購入まで進められる。ユーザーがアカウントを連携すると、ウォルマートはオンラインや実店舗での購入履歴に基づいて関連商品を提案し、ウォルマートまたはサムズクラブのカートにすでに入っている他の商品もまとめて購入手続きを行い、ウォルマートプラスやサムズクラブの会員特典を全て提供する。
- 迅速な配送:ユーザーや会員が希望する場所、時間に商品を届ける。数十万点に及ぶ地域ごとに厳選された商品が、3時間以内、最短30分というスピードで届く。
プレスリリースによると、この新しい体験は、まず米国においてジェミニ内で提供が開始され、その後、国際的に展開される予定。
ウォルマートは他のAI企業ともすでに提携しており、2025年10月には、OpenAI(オープンAI)との提携を発表。この提携により、ChatGPT内でウォルマートの商品を直接購入することが可能になった。
|文・編集:廣瀬優香
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