現実資産(RWA)トークン化分野をリードするSecuritize(セキュリタイズ)は、パブリックブロックチェーンであるTRON(トロン)との統合を発表した。今回の連携により、セキュリタイズが発行するトークン化ファンドおよび証券は、トロンネットワーク上でも利用可能となり、同社のマルチチェーン戦略がさらに拡張される。
トロンは、デジタル資産の送金や分散型金融(DeFi)領域において高いスケーラビリティを持つブロックチェーンとして知られ、3億7300万以上のアカウント、約260億ドル(約4兆円、1ドル=155円換算)の預かり資産(TVL)、年間約7兆9000億ドルに上る送金高を誇る。セキュリタイズはこうした大規模かつ活発なエコシステムへの参入により、トークン化証券の流動性とアクセス性の向上を図る。
今回の統合に伴い、トロン上で新たな現実資産プロダクトのローンチも予定されており、詳細は今後発表される見込みだ。セキュリタイズはすでにグローバルな資産運用会社と提携しており、今後トロン上でも機関投資家向けの金融商品が展開される可能性が示唆されている。
セキュリタイズの共同創業者兼CEOであるCarlos Domingo(カルロス・ドミンゴ)氏は、「トークン化は、現実世界の金融資産をグローバル規模で機能するインフラ上に移行することを意味する。トロンは価値移転において広く利用されているネットワークであり、今回の統合はトークン化証券がそのリーチを活用する重要な一歩だ」とコメントした。
その上で、今回の取り組みは初期段階でありながら、市場が「より広い流通、深い流動性、そしてアクセス性の高いオンチェーン金融」へ向かっていることを示していると強調した。
一方、トロンの創業者であるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏は、「トロンはグローバル規模で金融インフラへのアクセスを拡大することを使命としてきた。セキュリタイズとの連携は、伝統的金融とDeFiの融合をさらに加速させるものだ」と述べ、オンチェーン金融システムの構築に向けた重要なステップであるとの認識を示した。
|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:セキュリタイズのウェブサイト(キャプチャ)
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