Binance、予測市場機能を正式ローンチ

暗号資産(仮想通貨)取引所Binance(バイナンス)は、ウォレット機能に新たに予測市場を統合し、ユーザーが現実世界の出来事に対して確率ベースでポジションを取れる機能を正式に導入した。今回の機能は、BNB Smart Chain(BNBスマート・チェーン)上の予測市場プラットフォームであるPredict.funとの連携により提供される。

新機能では、バイナンスアプリ内からワンクリックで予測市場にアクセスできる。ユーザーはスポーツ、経済、政治、文化、暗号資産などさまざまなテーマに関するイベントの結果について、「YES」または「NO」のポジションを購入する形で取引を行う。

各ポジションは0.01ドルから0.99ドルの価格で取引され、市場参加者の集合的な予測確率を反映する。たとえば価格が0.80ドルの場合、そのイベントが80%の確率で起こると市場が見ていることを意味する。結果が確定した際、正しいポジションは1ドルで清算される仕組みだ。

ガス代無料、既存資産で取引可能

今回の特徴の一つが、ガス代の無料化だ。バイナンス・ウォレットが取引および決済にかかる手数料を負担するため、ユーザーはコストを意識せずに取引を行える。

また、ユーザーは新たに資金を移動することなく、既存のスポット口座やファンディング口座の残高をそのまま利用して予測市場に参加できる。注文形式も成行注文と指値注文の両方に対応しており、柔軟な取引が可能となっている。

重要な点として、バイナンス自身は予測市場の取引相手ではない。今回の機能はあくまで第三者の分散型アプリ(DApp)であるPredict.funへのアクセスを提供するインターフェースであり、実際の市場運営には関与しない。

また、このサービスは金融当局の監督下にはなく、規制対象外である点も明記されている。利用には市場リスク、価格変動リスク、規制リスク、第三者リスクなどが伴い、投資額の一部または全額を失う可能性があるとされている。

急拡大する予測市場分野

今回の参入は、急成長する予測市場分野の流れに沿ったものだ。予測市場の月間取引高は2025年初頭の約12億ドル(約1860億円、1ドル=155円換算)から、2026年3月には200億ドルを超える規模へと拡大している。

暗号資産業界では、予測市場やイベント契約を巡る競争が激化している。Coinbase(コインベース)はKalshi(カルシ)との提携を通じて同分野を拡大しており、Crypto.com(クリプトドットコム)も独自プラットフォームを立ち上げている。

|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Shutterstock

PR

ボーナスで始めるのにおすすめな国内暗号資産取引所3選

取引所名特徴

Coincheck
500円の少額投資から試せる!】
国内の暗号資産アプリダウンロード数.No1
銘柄数も最大級 、手数料も安い
無料で口座開設する

bitbank
【たくさんの銘柄で取引する人向け】
◆40種類以上の銘柄を用意
◆1万円以上の入金で現金1,000円獲得
無料で口座開設する

bitFlyer
初心者にもおすすめ】
◆国内最大級の取引量
◆トップレベルのセキュリティ意識を持つ
無料で口座開設する
Sponsored
「価値の流れは、必ず変わる」大手コンサルからWeb3へ──HashPort吉田世博氏が見据える次の金融インフラの姿とは
ブロックチェーンは「価値の流れ」をどう書き換えるのか。万博デジタルウォレットを手掛ける吉田氏が語る、2026年の金融インフラ。
提供:インベスコ・アセット・マネジメント株式会社