BOOSTRY(ブーストリー)は2日、「日本のセキュリティ・トークン(ST)市場総括レポート(2025年度)」を公開した。
同レポートによると、2025年度の公募ST発行額は単年度で1650億円に達し、累積発行額は3333億円と前年度比で約2倍に拡大した。新たに発行されたトークン数は24本であり、累積で82本となっている。
アセット別の内訳では、不動産を裏付けとした特定受益証券発行信託型のSTが1408億円と全体の約85%を占めた。これに社債(204億円)、プライベートエクイティ(24億円)、不動産裏付けの匿名組合出資持分(14億円)が続いている。
市場の動向として、発行金額が100億円を超える大型案件が計7本組成されたほか、アセットマネージャーや地域金融機関を含む多様な事業者が市場に新規参入した。
また、プライベートエクイティやベンチャーキャピタルを対象としたSTの登場や、大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)における初の社債の取扱いなど、対象資産の多様化が進んでいる。

流通市場の状況については、不動産STにおいて想定を上回る早期償還の事例が複数確認されている。ODXが運営するST二次流通市場「START」では、2026年3月末時点で8つのトークンが取引されており、時価総額は336億円規模となった。
BOOSTRYは今後の市場規模について、2026年度の公募ST発行額が単年度で2000億円、累計で5300億円に達すると予測している。
同レポートの全文はBOOSTRYの公式ブログに掲載されている。
|文:栃山直樹
|画像:リリースから
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