JVCEA(日本暗号資産等取引業協会)が4月1日に公開した最新の統計データによると、2026年2月の全体口座数が前月から約10万口座増加し、1403万8246口座と初めて1400万を突破した。
取引状況に関しては、証拠金取引高に大きな変化がみられた。2月の現物取引高が1兆6226億5100万円(前月比5.0%増)であったのに対し、証拠金取引高は1兆5448億9700万円となり、前月比で54.0%増加している。
また、利用者預託金残高は、2兆8187億7700万円(前月比17.9%減)となった。ただし、預託されている暗号資産の数量自体は前月を上回って推移している。
ビットコイン(BTC)の保有状況をみると、2月の現物の保有数量は18万1139BTCとなり前月から増加した。一方で、保有金額は1兆8445億7900万円へと減少し、2024年10月以来の水準に落ち込んでいる。
これらの特徴的なデータは、2月の暗号資産市場における急激な価格変動を反映しているとみられる。
月初にビットコインが7万ドルを割り込むなど相場全体が下落したものの、預託されている暗号資産の「数量」が増加していることから、投資家は資産を手放さず保有や買い増しを継続したようだ。相場下落によって、円換算の評価額のみが目減りした形となる。

また、「証拠金取引高」が伸びた一方で「建玉残高」が減少した背景には、荒れ相場の中で一時的な利益を狙う短期トレードが活発化したことが挙げられる。さらなる下落を警戒し、ポジションを長期保有せずに早期に決済する投資家が多かったと考えられる。
|文:栃山直樹
|画像:Shutterstock
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