英国のフィンテック大手Revolut(レボリュート)によるPolygonチェーン上での累計取引額が12億ドル(約1900億円)を突破したと26日、Polygon Labs(ポリゴン・ラボ)が発表した。日常的な送金や決済の領域で、ブロックチェーン活用が拡大している。
Revolutは、世界で6500万人以上のユーザーを抱えるデジタルバンク。Polygonとの統合により、英国と欧州経済領域(EEA)のユーザーは、USDCやUSDT、POLといったデジタル資産を用いた送金を数秒で完了できるようになっているという。
従来の国際送金には数日を要するケースも多く、コスト面でも大きな差がある。リリースによれば、世界の送金市場は年間9050億ドル規模に達する一方で、世界銀行のデータでは国際送金には平均6.49%の手数料がかかり、銀行経由では14%を超えるケースもあるという。
国連のSDGs(持続可能な開発目標)では、2030年までに移住労働者による送金コストを3%未満に引き下げる目標を掲げているが、達成は容易ではない状況が続いている。
こうした中、Polygon Labsは、Polygonが低コストな決済基盤として機能していると指摘。発表によれば、同ネットワークの1取引あたりの平均コストは約0.008ドル(約1.3円)で、他チェーンと比較しても優位性を持つとしている。
このようなオンチェーン決済の活用は、従来の金融インフラと比較して手数料負担の大幅な削減につながる可能性がある。
Polygonネットワーク上のステーブルコイン取引は拡大が続いており、2025年には取引量が前年比264%増の9320億ドルに達した。Revolutにおいても、ステーブルコイン決済額は2025年に前年比156%増の約105億ドルに拡大したと推計されている。

|文:橋本祐樹
|トップ画像:Shutterstock
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