SBI証券は2月20日、SBIホールディングスとして初となるセキュリティ・トークン(ST)社債の販売を発表した。
「SBIホールディングス株式会社第1回無担保セキュリティ・トークン社債(愛称:SBI START債)」として、2026年3月11日より販売を開始する。
発行総額は100億円、期間は3年。利率は年1.85%から2.45%の仮条件で設定されており、3月10日に正式決定される。

本ST社債の発行と管理には、BOOSTRYのブロックチェーン基盤「ibet for Fin」が採用された。
これにより、従来の証券保管振替機構(ほふり)を介した管理とは異なり、発行から管理、満期償還までのすべてのプロセスがブロックチェーン上で電子的に完結する。
3月25日より大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)の私設取引システム「START」での取り扱いが予定されている。「START」におけるST社債の取り扱いは、本件が第一号案件とのこと。
従来の社債は証券会社との相対取引が一般的だが、PTS市場で取り扱われることで、投資家は市場の取引価格を確認しながら透明性の高い売買を行えるようになるとしている。
なお、募集期間中に本債券を購入した投資家には、取得額に応じた数量のXRP(エックス・アール・ピー)が付与される。
|文:栃山直樹
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