金価格、5000ドル突破────ビットコインは8万7000ドル付近、マクロ環境との乖離が拡大

【CoinDesk Summary】

● 金価格は1オンスあたり5000ドルを超えて上昇しており、この動きは一時的なものではなく、市場の前提そのものが変わったことを意味する「レジーム転換」として認識されつつある。投資家は、地政学リスク、中央銀行による需要、そしてドル安を背景に、金を恒常的なヘッジ資産と位置づけている。

● ビットコインは、先行き不透明な市場環境のなかで8万7000ドル近辺にとどまっている。オンチェーンデータによると、古くからの保有者は上昇局面で売却を進め、新規参入の買い手は損失を吸収する立場に回っており、供給過剰が10万ドルに向けた上昇を抑え込んでいる。

● デリバティブ市場および予測市場は、ビットコインのもみ合い相場が続く一方で、金の強さが維持されると見ている。先物取引の出来高は薄く、レバレッジは抑制されており、イーサリアムのような高ベータ(価格変動がビットコインより大きく、相場のリスクオン・リスクオフの影響を受けやすい)暗号資産に対する需要の弱さも、慎重な市場心理を裏付けている。

|編集:NADA NEWS編集部
|ソース(全文):Gold tops $5,000 as bitcoin stalls near $87,000 in widening macro-crypto split: Asia Morning Briefing