ビットコインを動かしているのは「誰」か?答えは世界中の人たち。

僕たちにとって、銀行口座は当たり前の存在です。

給料の受け取りや支払い、送金など、日常生活のあらゆる場面で銀行を利用しています。

しかし、この「当たり前」は世界中で共通ではありません。

実は、銀行口座を持つことができない人たちが、世界には数多く存在していることを知っていますか?

今回お話ししたいのは、ビットコインに詳しくない方、あまり興味がない方にも知ってほしい「価格では語れないビットコインのすごいところ”」【第二弾】

▶第一弾はこちら:実は一度も止まっていない。ビットコインは24時間365日動き続ける“お金”

世界には10億人以上の“銀行口座を持たない”人たちがいる

世界銀行の調査によると、

世界では約13億人もの成人が銀行口座を持っていない

とされています。

これは、世界の成人のおよそ4人に1人にあたる規模です。

こうした人たちはアンバンクト(unbanked)、つまり「銀行口座を持たない人々」と呼ばれています。

(参考:World Bank「Global Findex Database 2025:https://www.worldbank.org/en/publication/globalfindex)

なぜ銀行を使えないのか

では、なぜこれほど多くの人が銀行を利用できないのでしょうか?

主な理由として、以下のようなものが挙げられています。

  • 収入が少なく、口座を開設する条件を満たせない
  • 身分証明書を持っていない
  • 銀行が近くにない(地方・農村部)
  • 手数料が高い

つまり多くの場合、

銀行を「使わない」のではなく、「使えない」

という状況に置かれているのです。

銀行口座を持てない = 生活の不安定、機会の減少

銀行口座を持てないことは、単なる不便にとどまりません。

  • お金を安全に保管できない
  • 経済活動に参加しづらい
  • 送金ができない
  • ビジネス機会を得にくい

金融サービスにアクセスできるかどうかは、生活の安定や将来の選択肢にも大きく影響します。

お金にアクセスできないということは、同時にさまざまな機会にアクセスできないということでもあります。

ビットコインという新しい選択肢

こうした課題に対して、一つの選択肢として注目されているのがビットコインです。

ビットコインには、銀行のような従来の金融とは異なる特徴があります。

  • 銀行口座がなくても利用できる
  • 送金、受金(ビットコインの送受信)を行うことができる
  • そしてこれらは、誰の許可も必要としない

つまり、これまで金融サービスにアクセスできなかった人でも、スマートフォン1つあれば直接「お金」にアクセスできる点が強みなのです。

なぜそれが可能なのか

ビットコインは、特定の銀行や企業あるいは政府が管理している仕組みではありません。

銀行口座を開くのと違って身分証明書の提示も不要ですし、そもそも銀行支店が物理的に近くになくても構いません。

だから、

誰でも今すぐ経済活動に参加できる

という特徴を持っています。

ビットコインは「投資」だけではない

ビットコインは、価格の変動ばかりが注目されがちです。

しかし本来は、

誰もが“お金にアクセスできる”機会を提供する

金融包摂という側面が大きいのです。

銀行口座を持てない人たちがいるという現実を考えると、金融サービスにアクセスできないことは、単なる不便ではなく、日々の生活そのものに影響する問題でもあります。

そうした背景を踏まえると、ビットコインは単なる投資対象ではなく、

普通の生活を送るために欠かせない一つの選択肢

と捉えることもできるのではないでしょうか。

値動きの向こう側にあるもの

世界には今もなお、銀行口座を持てない人たちが数多く存在しています。

その背景には、収入や制度、地理的な制約といったさまざまな要因があります。

ビットコインは、そうした制約に対して新しいアプローチを提示する新しい機会の一つです。

価格だけでは見えにくいこうした側面こそが、ビットコインのもう一つの価値なのかもしれません。

時期は未定ですが、「価格では語れないビットコインのすごいところ”」【第三弾】もお楽しみに!

|文:yutaro
|画像:AIにより生成した、コンセプトを伝えるためのイメージビジュアルです

<本連載の著者>

yutaro

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