ビットコインという言葉を聞くと、

  • IT企業が運営している
  • どこかの会社が管理している
  • 政府のような組織が動かしている

そんなイメージを持つ人もいるかもしれません。

でも実は、ビットコインのネットワークはまったく違う仕組みで動いています。

銀行でも政府でもなく、世界中のユーザーがそれぞれ動かしているコンピュータによって、ビットコインは支えられています。

もちろん、その中には企業や団体が使っているコンピュータもあります。

しかしネットワークの土台になっているのは、普通の人々が動かしているたくさんのコンピュータなのです。

世界中に分散するコンピュータ

ビットコインの世界では、こうしたネットワークに参加しているコンピュータのことを「ノード(node)」と呼びます。

役割はとてもシンプルで、

  • ビットコインの取引記録(台帳)を持つ
  • その送金が正しいかどうかを確認する

こと。

つまりノードとは、

ビットコインの台帳を持ちながら、ルールどおりに動いているかを見守っているコンピュータ

のことですね。

そしてこれらのノードは、たくさんの個人によって運営されているからこそ、世界中に分散しています

たとえば、

  • 日本
  • アメリカ
  • ヨーロッパ
  • 南米
  • アフリカ

など、さまざまな地域のノードが全く「同じ台帳」を共有しています。

どこか一つの会社のサーバーに置かれているわけではなく、世界中の参加者がそれぞれのコンピュータで同じ取引記録を持っている。

だから、ビットコインのネットワークを動かしているのは誰か?と聞かれると、答えは「世界中の人たち」なのです。

世界中のユーザーが自分のコンピュータ(ノード)で同じルールを守ることで、このネットワークは成り立っています。

📌 世界にノードはどれくらいあるのか

では、こうしたノードは世界中にどれくらいあるのでしょうか?

ビットコイン開発者の一人である Luke Dashjr 氏の推定によると、

ビットコインのノードは現在、約100,000台近く存在している

と考えられています。

<参考データ>
https://luke.dashjr.org/programs/bitcoin/files/charts/software.html
(※注記:100,000台とは、非公開になっているノード数も含めた推定です)

これは世界規模のネットワークとして見ると、非常に大きな数にのぼります。

普通の人たちが支えるビットコイン

ここで改めて強調したいのは、

こうしたノードの多くが特別な企業ではなく、普通のユーザーによって運営されている

という点です。

ノードは、

  • 家庭のパソコン
  • 小さなサーバー
  • 小型コンピュータ(例:Raspberry Pi)

などで動かすことができます。

誰もが簡単に参加できる仕組みだからこそ、ビットコインのネットワークは世界中に広がっています。

一人ひとりが動かすお金

ビットコインは、どこか一つの会社や政府が運営しているものではありません。

たくさんのユーザーが、それぞれのコンピュータ(ノード)で動かすネットワークです。

だからビットコインは、

銀行でも政府でもなく、世界中の人たちがそれぞれのコンピュータで支えているお金

なのです。 そしてこの仕組みこそが、ビットコインが特定の国や企業に依存しない「新しいお金」として世界中に広がっている大きな理由でもあります。

|文:yutaro
|画像:AIにより生成した、コンセプトを伝えるためのイメージビジュアルです

<本連載の著者>

yutaro

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